社交ダンス ワルツの技術

クリパ練習の時にF木さんから

「腰が進むとはどんなことでしょうか?」

という質問が。


ソファーに正座をしてもらい

そこから立膝をしてもらいました。


半分戻ってまた立膝。


その繰り返しを何回も。

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腰が進むとは


膝の真上に腿が進んで来る事。

同時に半分戻った時より

立膝の時の方が腰の位置は上がっています。

つまりライズが始まっているという事!

ソファーでやると膝が固定点になるので

すぐに出来ますが


ではフロアー上では?

膝が固定するのが難しく


腿が進まず

膝が後ろに動いて来て

とりあえず

膝の上に腿が来た格好になりますが

これではダメ!

今日のクリパメンバーにはこれ以外にも難しい事を教えましたが

それは社交ダンスの真髄です!


理解できて出来れば社交ダンスは必ず上達します!

社交ダンス教室 ステップ&スイング

社交ダンスの技術にスイングというのがあります。

カラダを空中に投げ出す事ですが

地球は無重力ではないので

支える物がなければ投げ出せません。


準備そしてカラダを投げだす!

ステップしてからスイングです!

体重のある足(サポーティングフット)を使おうと思って

体を押すと・・・


ステップという動作ががなくなり胴体着陸して


スイングすることが出来ません。


体重のある足(サポーティングフット)は両脚が

「人」

という字の形に開くまでしか使えません!

良いダンスにはスイングは欠かせません。

社交ダンス教室 ロアーする?しない?

昔むかし

イギリスでまずコーチに言われた事は

「ロアーするな!」でした。


日本に帰って来ると


「ロアーしろ!」と言われました。


当時は


「あれ~どっちだ?」思いましたが・・・。


簡単に言えば


”ロアーしないでロアーすれば”いいのです。

ん~ん解りにくいでしょう!


ロアーはしなくても重力によって地球に引っ張られるので

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頭から足まで繋がって脚が開かれれば

ロアー出来るのです。


単に膝を曲げてカラダを低くしたロアーはNGです!


さすがに今はそのように教える人はいないと思いますが

正しいコーチをされずに

YouTubeなどを見て研究している人は

その「ワナ」にハマっています!

目から入ってくる情報は結構危険で


変な所ほど目に付き記憶に残る。

だから当教室では


「ロアー」はありません!

社交ダンス教室 回って回って

右や

左に


回転する時に

成り行きで(義務的でも可)

なんとなく回っている人が多いと思います。


社交ダンスは

音楽と共に進行していき


一歩一歩に


時間的制約があるので


やること(回転)は


早めに済ませた方が

次の事に余裕を持って望めます。

それには

「回転軸」

を意識すれば良いのです!


いつ、どのように作る?は次回に!

社交ダンス教室 時計文字盤

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ダンスを踊る時

男性女性ともに相手の方に

おへそが向いていないと、いけません!

文字盤の1時の時間です

アライメントは12時

顔は11時です!

そして社交ダンスのコネクションはおへそを通じて

行われます。


ウェイトチェンジ

踊り方の違いを

男性の第1歩目右足前進の

ワルツのナチュラルターンと

スローのフェザーステップを

例にして説明します。


体重の有る足の太ももを X印で

右足は右手で、左足は左手で手で

叩きます。


初めは立ったまま

叩くのに慣れたきたら 

ステップしながら叩きます。


左足に体重から

ワルツ  3  &  1  2
左     X  X
右           X


スロー  4  &  1  2  3
左     X  X  X
右           X  X

(女性は反対になります)

叩いた足に体重がありますか?


スローはカウント1で左右に X印がありますね!

ワルツは右だけ!

この差が踊りの違いになります。


スローの難しさはここにあり

ダンスの基本もここにあります!

ステップしながら叩くのに慣れたら


ワルツはナチュラルスピンターン~リバースターンの456

スローはフェザーステップ~リバースターンを

同じように叩きながら踊ってみましょう!


ダンスは体重移動のことは意識しますが

膝を直接使う事は意識しません!

膝は使われる感じです!

でも、その運動量はかなりあります!

黄金分割!

競技ではトップラインの美しいカップルは

他人の目から良く見えます。

そこで体を3分割します。

頭の先~みぞおち~ウエスト~足

上・中・下ですね。

上は観ている人のため

中は相手のため

下は自分自身のため

審査員に良い印象を与えるには上を鍛えること!

中・下は時間がかかるのでじっくり・・・。

身頃

以前に掲げた「うんてい」の再登場です。

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今日は身頃の話

身頃には右・左があります

ダンスを踊るとき右身頃を左身頃に織り込んだり

その逆もやります

うんていは右をしっかり掴んで左が動きます

またその逆もあります

片方を止めてもう片方を動かす

軸ですね!

これが感じられるようになると・・・

変化に富んだ踊りになります

社交ダンス女子力UP!

女性には(男子も)
是非とも覚えてほしい後退のテクニック。


普通後ろにさがる時には
カラダを後ろの足に乗せていきます。

良い社交ダンスを踊るには
床を自分の下に持って来るようにカラダを「しなる」って
床をたぐり寄せる。


でも床は固定されているので結果的には自分が後ろに動きます。


この動きと単に体重が後ろに移動するのとでは
天と地ほどの差がダンスに現れます!!!


女性は特にこの動きを意識すると
一流選手のあの形が形ではなく動きから生まれる造形美であって
必然なのだと理解できるはずです!!

恭子のジャイブ教室

ジャイブ1週目でした!


ジャイブというダンスの基本は


「バウンス」

「スイング」


スイングは


最初は頭を支点として

「骨盤」を

振り子のように動かして、


身体全体で振り子のような動きを感じてみます。

足裏や脚もよく使いましょう。

感覚がわかってきたら、


今度は


支点を

「みぞおち」


あたりまでおろして


上半身は静かな状態で

振り子の動きをしてみましょう。

シャッセの1歩目のステップは


「肩幅未満」


2歩目まで反対側へのスイングは

「我慢」

だいぶ慣れてきた人たちは、


シャッセの3歩目で


【踏む・上がる・降りる】が出来るように!

ルーティンを踊るときに足を上げたい時は、


バウンスの動きと連動するようにしましょう。


ただ足を上げても体とのリズムが合ってないと


バラバラに見えてしまいます。

トゥヒールスイブルは


いちいち向きが変わるように!

人から入へ

膝を前に出す!

すねの骨(脛骨)が前に倒れる!

この時に股関節を曲げないこと!

我慢できないところまで行き前進する方の足を出す。

すぐに足を出さない事がミソ!

そうすると自然に足は振り込まれまれ

「人」という方で足が前後に開かれます。


ここで後ろの足(体重の有る)の役目は終わりです。


人の時にヒールが床に着地

その後には12345で引きの動作と上昇が続きます

1=つま先が床に着く

2=膝がつま先まで進む

3=腿が膝の上まで進む

4=踵が床から上がる

5=次の足が横を通過

そしてワルツなら2歩目が開き横に置かれたとき

「入」りの形になります。


感じとしては膝から下が転がる感じです。


人から入りです!!