最後の砦

社交ダンスを覚えていく過程で最後に習得出来るのが
後ろに動くことつまり後退です。


普通に生活していて後ろに動くことはあまり有りませので
当然の事です。


是非とも覚えてほしい後退のテクニック。


普通後ろにさがる時には
カラダを後ろの足に乗せていきます。



やってほしい後退は、
カラダを「ムチ」のように下方からしなって自分の下にある床を
下の階に向かって斜めに前方に押し出す。


でも床は固定されているので結果的には自分が後ろに動きます。


これから体重を受ける後ろ足は頑張ってさげるのではなく
力を入れ過ぎずに後ろに用意しておき体重はポンと乗せること。
乗せるタイミングは前進して来る相手の動きに合わせられると良いです。


後退する過程で足が前に残り、頭が後ろに動いていくので
女性はあの反った形に見えるのです。


女性は特にこの動きを意識すると
一流選手のあの形が形ではなく動きから生まれる流動美であって
反った形の「マネキン人形」が動いているのではないと
理解できるはずです!!

1軍男子部員の後半レポート

【基礎練】

前進

・後ろの足は、つま先だけが床についているところまで使う

・親指の先で床を最後まで捉えて体を前に押し出すようにする

・前の足はつま先を下にして進んでから、足首を返して踵で床につくようにする

後退

・最初に足を後ろに準備した以上に後ろの足が開いて体重が乗っていかないようにする

・足を揃えたときには、足の真ん中に体重が落ち着いているようにし、その状態から次の動きをするようにする

・床を押して上がっていくときには膝ではなく足首を使って上がる

回転

・顔は前を向いたままにし、首の下で肩が回転するようにする


【スローフォックストロット】

前進フェザーステップ

・左の足首で右に回転する動きを使って、体の左側が少し前に出た状態で1歩目を着く

・そのまま体の左側を前に振って体が右に開いた状態で2歩目を着く

・そのとき、1歩目の踵を上げる前に2歩目への動きを終わらせてから踵を上げる

・3歩目はそのまま細いままアウトサイドに出す

・体は右に捻っていくが、足は曲がらず真っ直ぐに進むようにする

・体の回転は足元からの力を使ってするようにし、腕だけを回さないようにする

・2歩目の上で上に上がらないようにする(ワルツは2歩目の上で上がって足が揃っていく)

・1歩目で体の左側を振った力で2歩目3歩目を踊るようにする

・カウントはSQQだが、歩幅は3歩とも同じくらいになるようにして、Qだからといって小さい歩幅にならないようにする

・スローは前進で進み続けることが多いが、体が前を向いたまま進むと相手にぶつかっていってしまうので、体を右や左に向けながら進んでいく

前進スリーステップ

・右の足首で左に回転する動きを少し使って、体の右側が少し前に出た状態で1歩目を着く

・2歩目もヒールから着いて着いたところからライズする

後退フェザーステップ

・左足で後退したら体の右側を後ろに開く

・1歩目はTHなので足でのライズはないが、ヒールから次のトーに向けて体が上に伸びていくようにする

・前進する側の体の向きに自分の体の向きを合わせ、相手から体が離れないようにする

後退スリーステップ

・右足で後退したら体の左側を開く

・THで後退するときはつま先が床に残らずにめくれるようにして、前から後ろに力が流れていくようにする

1軍女子部員の前半レポート

2019年1軍部活初回(ラテン)のレポートです。


初回の内容は、、、


1.バウンス

2.クカラチャ

3.クルザードウォーク

4.ベーシックステップ

-リバースベーシック

-ホイスク


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1.バウンス

まずは姿勢を正してバウンスの練習をしました


注意事項は、、、


・膝は曲がるけど股関節は曲げない、お腹が曲がる

・膝を曲げた時お尻が下に落ちないように

(スクワットみたいになるのがダメと解釈しました、、、)


タイミングは、、、


1&2&3&4&


1,2,3,4では膝が伸びて高いところにいる

&では膝が曲がり低いところにいる

&で急に降りるのではなく、1から半拍使っておりる

1,2,3,4で急にあがるのではなく、&から半拍使ってあがる

高さがウェーブのようになめらかに変わる


2.クカラチャ

ウォークの前にクカラチャの説明

サンバにもクカラチャはあり、足を入れ替えるのにクカラチャを使うそうです

やることはルンバと同じで


①ステップ

体重は前足と後ろ足で五分五分

②のる

前足に体重

③クカラチャ


タイミングもルンバと同じ


1-&a2-&a3-&a4-&a


&で②のる

aで③クカラチャ

1,2,3,4で①ステップ


ただし、「②のる」はバウンスでやるので、、、


&で②のる (バウンスで膝が曲がる、足に体重がのる)

aで③クカラチャ

1,2,3,4で①ステップ (膝が伸びる、体重五分五分)


、、、となります


3.クルザードウォーク

バウンスとクカラチャをしながらぐるぐる歩きました

歩幅を大きくしていくとクルザードウォークになるそうです


注意事項は、、、


・ハイヒップポジション

体重が五分五分のまま、前の膝が曲がるのでハイヒップポジションになる

ただし!後ろでヒップが上がったからといって上体が前に倒れ込まないようにとのこと

お尻が上がるけど上体は倒れないので、結果としてお尻とあばらの距離(脇)が縮む感じになります


・腰の向き

ルンバウォークと同様、腰は斜めに保ったまま、次のステップを出していく、腰が正面を向くのは②のる(バウンス)のタイミングだけ


・ステップの瞬間の膝

バウンスは滑らかに上下するので、①ステップで膝が伸びて着地した後は、すぐに膝が曲がっていく


4.ベーシックステップ

-リバースベーシック

-ホイスク


クカラチャ、バウンスに気をつけながらステップの練習


クルザードウォークと異なり、 1--a2---3--a4---のaで短いステップが入りますが、そこの詳細はまた次回!となりました。(短いクカラチャがあるそうな)


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部活は基礎練が沢山出来るのでわたしは大好きです!

基礎練では基本的な動きの細かな仕組みを説明していただけるので、すぐには出来るようにならなくても、どういう動きを目標にしたらよいのか、想像しやすくなる気がします。


校長先生の開会宣言のように、部活が終わったころには少し、、、じゃなくて大分上達するように頑張ります!


おしまい

2軍女子部員の前半レポート

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部活に参加するようになって2年目に突入しました!
前半のルンバでは、
ルンバウォークの仕方を改めて学んだ後、
男女で手を合わせながら横移動のステップと前後移動のステップを行いました。


<ルンバウォークのポイント>
①ステップ(フットタイミング)
②乗る
③クカラチャ


2-&α3-&α4---1-&α2-&α3


2,3,4でステップ、&で乗る、αでクカラチャ、
②③①は一連の流れで行う。
一緒に踊る時は男性のαのタイミングを見逃さないように。


一歩前進して後退のところでは、
女性は若干のサイドリードを掛けながら
チェックウォーク。
その際前足と後ろ足で6:4くらいの重心で立つ。


一歩歩くだけでも少し気をつけるだけでこんなにも筋肉を使い、
見映えも変わるものなんだなと改めて思いました。
手もつけるとタイミングがずれてしまい中々上手くできないですが、毎日少しずつ頑張ります!
ありがとうございました。
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2軍男子部員の後半レポート 

銀座ダンスクラブ​
2軍 1回目 スタンダード (ワルツ)​
のレポートを送付いたします。​

ワルツでは​
前半はボックスの練習​
後半はステップの練習​
を行いました。​


ボックスの練習​

【力の伝える方向】​
進む方向に力を伝えるのではなく​
渡し舟の棒を使うように力を床に伝える​

前進 体の少し後に棒をついて床を押す​
横  進む方向の逆側について床を押す​
   移動したら真下について床を押す​
後進 体の少し前に棒をついて床を押す​

【次の動作が始まるタイミング】​
つま先で立っているときを「2階」とする​
体が後ろに行かないように注意しながら踵を下ろすと「1階」​
2階から1階に下りるようにさらに膝を緩めると「地下1階」​
地下1階に着いてから次の動作が始まる​

ホイスクだけは「2階」の状態から次の動作が始まる​
他のステップは「2階」からではなく「地下1階」から次の動作を始める


ステップの練習​

初級のホイスク、シャッセ から​
中級のターニングロック、ナチュラルターンまで​

【ナチュラルターン】​
立ち位置から一歩目の延長線上に二歩目が来るように​

【スピンターン】​
一歩目にしっかりと乗って回転する​
リバースターンのように男性が動いてしまうと女性も不自然に多く動く必要がある​

【ウィーブ】​
踊り方にレベルがある​
レベル1 男性はあまり進まず女性を進ませることで女性との位置が入れ替わる​
レベル2 一歩目と二歩目はしっかり進み三歩目で回転して女性との位置を入れ替える​

【ホールド】​
いくら動いても両腕に棒を渡したときに胸と棒の距離は離れない​
女性が男性の正面ではなく少し右側にいるために、少し左胸を前に出す


ホールドや姿勢について意識をしていたものの
棒を使うことでいかに自分の姿勢が不安定であったか改めて実感できました。
また今までのウィーブは教わったどちらでもない一歩目から回転を始めていました。
部活が終わる6月ころには今より少しでも安定して正しく踊れるよう励んでまいります。

歩くように踊る②

ロアーは膝でします。


膝を前に出すとすねの骨(脛骨)が前に倒れいきます。


この時に股関節を後ろに引かないようにします。
我慢できないところまで進み次に前進する方の足を出す。


すぐはに足を出さない事がミソ!


そうすると自然に足は振り込まれまれ

「人」という方で足が前後に開かれ体重は50%づつ支えています。


ここで後ろの足(体重の有る)の役目の50%は終わりです。


人の時に振り込まれた足のヒールが床に着地して

その後には123で引きの動作と残りの50%の押しの動作が続きます。

1=つま先が床に着く

2=膝がつま先まで進む

3=腿が膝の上まで進む


歩くように踊るが基本

床を足の裏で擦る力が踊る駆動力になります。
体重が足の裏を転がったり移動するだけでは良いダンスではありません。


擦るとは「うねる」のです。


踊るときこすった力が足から頭へ伝達するように「うねる」のです。


しっかり立って踊る?
しっかりホールドする?


「しっかり」はカラダが固くなり「うねる」事が困難なのでNGです!


しなやかに!
しなやかには強さと柔らかさが共存しています!


正反対の事はロアーするけど降りないとか

ローテーションするけど回らないなど、社交ダンスの指導には多いです!


そういうのを多く解決するほどダンスの質は高くなります。


左バランス感覚

昔むかし元世界チャンピオンのB.I氏に

「女性は常に男性の左に居なくてはいけない」

と言いっていました。


女性が左に居るという事は男性も左に居ること。


当時はそんなの当たり前の事で

ちゃんと守って左にいるのに!と思っていました。


ところが実際には真直ぐに成っていて左にいるつもりだったのです。

今では、生徒を教える時自分も左に居るし

生徒にもそうさせていますが

でも、その左に居る量は半端では有りません。


オリンピックの選手は

高さだったり距離だったりと

限界に挑戦します。


ダンスが上手くなることとは

ある意味、片足でカラダを支えられる

限界に挑戦して限界が広がることですね!


社交ダンスの技術は

男女が左に居る事で成り立っています。

左に居ることを覚えた人は

左に居る事の出来る人としか綺麗に踊る事はできません。


真中に居座ったバランス感覚と

左バランス感覚はだいぶちがうので

初めからそれに馴染んでおかないと

もう一度覚え直しになりますね!


通過と通り過ぎるの違い。

ワルツを踊るとしてカウント1の上でライズを開始し、
オーバーフットして片側をスイングする事が出来ていない人は
膝立てブリッジがとても有効です。

オーバーフットとはフットの上の意味で出来るようになると
他人さまは軸足の上を通過しているように見てくれます。


オーバーフットしようと通過していしまうと・・・
通り過ぎて見えて、通過しているようには見えません。


ブリッジのやり方は
脚を握りこぶし3つ分広げて正座をします。
足は並行にして右手で右踵を持ち左手で左踵を持ちます。


そこから


グイっと太ももを前に出してブリッジ!

元に戻る。

またブリッジ!

その場にいて「うねる」事が通過につながります。

3軍男子部員の体験レポートです

H男子部員レポートです。

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今回から初めて部活に参加しました。
練習では前半にルンバを、後半にワルツを教えていただきました。


1.ルンバ
①クカラチャ
②ルンバウォーク


クカラチャは普段のグループレッスン内でも行っていたので、ある程度の動作は頭の中で認識していたつもりでしたが、今回の部活でさらに動作を事細かく捉えていきました。
一つ目はクカラチャの体重移動で8の字を書くとき。どちらの足にも関わらず、つま先(踵)から踵(つま先)へ体重が乗るときのアクション・リアクションを意識すること。
二つ目はルンバウォークのときに、4拍子のうちどのタイミングでステップ・乗る・クカラチャを繰り返すか。1拍の0/4でステップ、2/4で乗る、3/4でクカラチャ、4/4でステップ…と繰り返すのが理想ですが、まずは1拍の0/2でステップ、1/2でクカラチャ、2/2でステップ…と繰り返すことができるよう練習しました。


2.ワルツ
①BOX
②初級ステップ


前進するときは、先に足を出して一気に前の足に体重を乗せるのではなく、後ろの足に力を加えて足と骨盤を前に出し、徐々に前の足に体重が乗るように前進する。このとき前の足の膝は曲げて、後ろの足が長く伸びていることが理想。また、後退するときは前進するときと逆の動作だが、臀部が落ちないよう気をつけること。
初級ステップでは、ウィーブで最初に動き出すときに、男性は女性を自分の前に移動させてから動き出すことを再確認しました。


今後のレッスンでも綺麗に踊ることができるよう、クカラチャ・BOX共にますます精進していきたいと思います。


3軍女子部員の活動レポートです。

昨年1月に入会して今回初めて銀座ダンスクラブに参加した
K女史の体験レポートです。


初めて部活に参加させて頂きました。今日は、前半ルンバ、後半ワルツでした。

◇ルンバ
①股関節を柔らかくするため、骨盤回りを柔らかくする運動。
②クカラチャ練習
③ルンバウォーク
≪ポイント≫ 
・クカラチヤは、足を閉じた状態から左に一歩ステップし、体重をのせてから、体重を右に戻し、足を閉じる。そして、乗り換えて右に一歩ステップし、反対も同じように戻す。
・クカラチャをするタイミングは、1拍の3/4の時。0/4の時にステップ、2/4でのる、3/4でクカラチャをして、4/4=0/4でステップを繰り返す。
 
初心者の私には、クカラチャの体重移動がとても難しいです。上半身、お尻、足の動きを細分化して、自宅の鏡の前で毎日練習しようと思います。


◇ワルツ
①ボックス練習 
②初級ステップ
≪ポイント≫
・ステップした足に体重をすぐにのせない。
・ホールドや腰を固めず、腰をスイングし踊ることで滑らかに踊れる。
・男女両手を合わせた状態で、BOXすることにより、双方の距離感や力加減を学んだ。
・1つ1つのステップに、きちんと上下動を行う。上下動していないのに次のステップに進まない。

1つ1つの体の使い方を頭でしっかり理解してから、繰り返し、練習しようと思います。

普段のレッスンだけでは、なかなか身に付けられない基礎の部分をしっかり時間を掛けて、詳しく教えて頂けたので、参加させて頂けてよかったです。
自宅でできる運動は、日頃から意識して練習します。ありがとうございました。

以上です。
よろしくお願いいたします。

番組の変更

ダンスカップに向けてパソドブレの強化も含め
番組を下記のように変更します。


3月スローフォックストロット→パソドブレ
4月パソドブレ→スローフォックストロット


中級2回り以上の受講生は
中級も受講条件で上級への参加もできます。