チャチャチャ 前進・後退ロック
前進ロックも後退ロックも
進む方向の違いはありますが
身体の状態が一緒になる場面があります
カウントでいうと【4】と【&】
ひとつ目のチャとふたつ目のチャです
ひとつ目のチャ(カウント4)は
脚が前後に開かれサイドリードがかかり
後ろはかかとが上がっていて骨盤がハイヒップ
前は股関節が入れ込まれているような
【中間バランス】です
ふたつ目のチャ(カウント&)は
サイドリードをキープしたまま骨盤は水平程度
後ろ脚は曲がってかかとは上がりながら前の脚にかかっていて
前脚は後ろ脚を受け止めるためほんのりと曲がってしまう【圧縮】の状態で
【中間バランス】です
どちらもひとつめのチャとふたつめのチャの間の【a】のカウントで
前進なら前脚、後退なら後ろ脚に体重を乗せる動作をします
チャチャは曲が速いですが
ルンバと一緒…というか他のどの種目とも一緒で
ステップするカウントと
体重を乗せるカウントは別です
1234で4ビート
そこに&が入って8ビート
さらに間にaが入って16ビート
パラパラ漫画でもページ数が多い方がハッキリとしてスムーズな動きに見えますよね
すべてでなくて良いので要所でaを取り入れながら踊れるようになるとスムーズな動きに繋がってきます
美味しい寿司のように
先日
『ステップした足に体重を乗せて…云々』
…と、ラテンを教えていたとき
ふと漫画のワンシーンを思い出しました
漫画「美味しんぼ」で
主人公の山岡が
寿司をCTスキャンで撮らせて
「寿司っていうのは、米粒と米粒の間に適度な空気を含んでいないと舌の上でほろりとくずれない、
ネタとシャリの味がうまくとけ合わないのさ。」
と力説する場面です
↑美味い鮨
作中に登場した横柄な鮨屋の握ったシャリは
すき間なくぴったりと押し固まっている上
固まり具合にもムラがあるので
美味しくないという話でした
↑不味い鮨
以前テレビでも
同じような内容を見た覚えがあります
一流の職人が握る鮨は
寿司下駄に置かれると空気が抜けて
一瞬沈む(“お辞儀をする”)ほど
米と米の間に空間があって
口に入れるとふわっと旨味と香りが広がるそうです
あぁ、社交ダンスの立ち方も
このシャリと同じかな
と思いました
ラテン・スタンダード問わず
上手な人ほど
身体の外にも内にも空間があるように見えます
自分がダンスを始めてからこれまで先生に
「アバラ骨とアバラ骨の間を広げるように」
「背骨を一つ一つ離して」
「自分の細胞を一個一個離すように立て」
「床にウェイトをかけた分、反対の上向きの力が働くんだ」
…といろいろな言葉でアレコレ言われてきましたが
全て寿司で言うところの
米と米の間に空間がある状態です
「足に乗る」「体重を乗せる」と言われて
足の上に“ドカッと乗っかる”ニュアンスで立ってしまうと
身体の各パーツが
隙間無くベチャッと潰れて動けません
固まりになり美味しくないシャリ状態です
例えが変ですが
もし自分の身体がシャリだったとしたら
米一粒一粒の間に空気が入っているように立ちましょう
ルックスも動きも格段に良くなると思います
そして今日
校長先生にランチですし屋へ連れて行ってもらったら
臨時休業でした…(´;ω;`)
研究は続く…
本日は…
上級Nさんの紹介で
女性1名
先月の銀座ダンスカップも観に来てくれていました
皆の踊りを見て
社交ダンスがどんな感じかわかったようです
(集合写真も撮っていただき…ありがとうございました)
音楽経験ありでリズム感はバッチリ!
本日のジルバを
スムーズに踊れていました
今日の注意点は2つ
・歩幅が大きくなり過ぎないように
・回るときに背が低くならないように
特に腕の下を通って回るとき
「(お店)…やってる??」と暖簾をくぐる
猫背になってしまいがち
背が高いまま回るよう
気を付けましょう
足型を覚えるのがとても早く
時間ができたので
レッスン後半は
姿勢に気を付けながら
何度も繰り返しました
感想は
「楽しかったです!!
意識して身体を動かすことが普段あまり無いので
たくさん動けてとても良かった」
でした
今月は忙しいため
来月以降、日程を調整して
始めたいと言っていました♪
部活2軍レポート ラテン
まずは、クカラチャ・ルンバウォークの基礎練を
時間をかけて丁寧に教えていただきました。
本日のポイントは「膝を伸ばす」
「膝が曲がってるよ」と言われてしまう人は大まかに3パターンあるそうです。
1. ステップ時に前に出した足の膝が曲がってしまう
2. 後ろの足に力が入らず、膝が曲がってしまう
3. クカラチャ時に膝が曲がってしまう
自分がどのタイプかを見極めて、
もしくは先生に確認して、
意識することが大切です。
後半は、宇多田ヒカルの「First Love」に合わせてシャドウ練習です。
お馴染みのステップでも、男女両方のステップを行うことで、組んだ時に相手の動きをより意識できるようになります。
また、及川先生の素敵な歌声が聞けるのは部活だけの特典です!
いつもご指導ありがとうございます。
「地に足が着いた踊り」を目指して、引き続き頑張ります。