メイン

社交ダンスの一拍の長さ

社交ダンスのCDの裏、種目の横に必ず「BPM」と書いてあります

ワルツだと29BPMとか28BPMです
一分間に何小節かの数です

すごく大雑把に計算すると
ワルツだったら約30小節として
一分=60秒で30小節
一小節がだいたい2秒
ワルツは3拍子なので、
一拍あたりだいたい0.7秒くらいです
すごく大雑把ですが…
 
0.7秒って短いようですが、その間にいろいろな動きができます

野球でピッチャーが投げてからキャッチャーが捕るまで、時速140キロの速さのボールの場合だと0.4~0.5秒くらいだと聞いたことがあります
その短い間にバッターはボールを見てバットを振って打つ間、たくさんの動作をしているのです
 
時間が0.7秒あったらもっとたくさんの事ができるはずです

oneというカウントを本当に一瞬の「点」として考えていると
それだけで「足を出す」動きと、
「出した足に体重をかける」動きが同時になってしまうのではないかな…と思います
そうすると、身体ではなく足だけで踊っているように見えてしまいますね

一つのカウントを「点」ではなく「幅のある時間」と考えると
同じカウントoneでも
oneの前半で身体がどうなっているか?oneの後半ではどうか?どうなるべきか…?
といった具合に、自分の身体の動きをより細かく探求できるようにもなります


もちろん音楽のとらえ方だけが全てではないですが
考え方を変えると動きも変わってきます
みんなにも考えてみてほしいです

社交ダンスはやっぱり頭(の中)も使うんだなあ…


研究は続く…

■社交ダンスの一拍の長さ

頭が右に入らないように

以前、元世界ファイナリストの先生に
スタンダードでは頭が動いて良い方向とダメな方向があると教わりました


head.png


ダメな方向のうち、皆意外と知らないのが真後ろ
前に行っている人を後ろに直すということはありますが、
踊っていて真後ろに、体がそっくり返るように頭が動いていくことはまずありません
(スポーツダンスではよく見ますが…自分には無理ですね、腰が砕けそう💦)

もちろん相手がいる方 = 右 右前 前 もダメです
こちらは皆さんよくわかっていると思います
頭が右に入ったら相手と重なってしまい
動きづらい上、カップルとしての見た目も良くありません


しかし、そうはわかっていても男子は右に入りがちです。

男子は顔の向きの変化が女子より少なく左を向いていることが多いのですが、
首の後ろが折れてあごが上がって左を向いていたりしていると
頭が右にもどってしまいます


当の本人は左を向いているし左にいる気持ちになっているので、
気づきにくいのがとても厄介なところです


自分も以前指摘され悩みました
今でも気を付けないと右に入ってしまうことがあります

原因は
左上を向こうとし過ぎてアゴで左を向いてしまう、headと身体のつながりが無く頭だけ動かそうとする・頭だけ水平を保ってしまう…などです

改善するために
背骨の左カーブ、headと身体のつながりを意識する(尾てい骨~頭の真ん中くらいまでが背骨)、頭が斜めの感覚に慣れる、その他にも身体のしぼり、右肩切り離す…といったことが必要でした
結局はそこだけ直そうとしてもダメで、
身体全体の組み立てを考えなければなりませんでした


皆それぞれ癖があると思うので直し方は一概には言えませんが
あごで左を向こうとすると頭が右にもどるので、
顔面の右側で左を向くようにしましょう
背骨の左へのカーブを意識して、その延長上に頭が来るという意識も大切です

あごは燕尾服のラインの内側におさまっていないといけません
目安として覚えておきましょう
tumblr_m2s9bbqnCc1qfr7j0o1_500.jpg


 

東京銀座研究は続く…

■頭が右に入らないように

ワルツのライズ&フォール

ワルツでのライズ&フォール
皆さんどういうイメージでしょうか。
自分は以前、こんなイメージで踊っていました。
2021.7.18-1.png
どこがカウント3で、どこが1かはっきりしない
上がとんがっている


こういうイメージでも上手く踊れれば全く問題ないのですが、
自分の場合は
突然いなくなるように下りて
パートナーよりも背が低くなる場面が多々見られる踊りになっていました。


 
 

そんな中、とある世界ファイナリストのレッスンを受けたとき


自分のダンスノートに書いてもらいました。
IMG_20210717_232023.jpg


自分の貴重な財産です。
いつでもスマホで見られるようにしています。


この図のカウント1のところで
前進のアクション(みんなが基礎練習でいつも最初にやっている動き)
をすれば良いと思います

僕が昔イメージしていた軌道だと、
前進のアクションができる場面がありません。

eと書いてあるところは&です
どのタイミングでどうなるか、何をすべきかハッキリしてきます


やる事を明確に、
そしてそのタイミングも明確にしていく。
それが
ダンス上達にはとても大事だと痛感しました

研究は続く…


■ワルツのライズ&フォール

基礎練のこと

グループでも個人でも部活でも
スタンダードは最初に


ボックス→体つくり練習・エクササイズいろいろ→再びボックス


という流れで指導しています。


体つくり練習・エクササイズをすると皆の動きに変化があるか
意識してよく見ているのですが
やる前と後では全然違います。


基礎練前のボックスは
首肩背中が固まり平面的
塊でゴロっと回る
お尻も落ちてズブズブと沈むような踊りに見えますが、

基礎練後は
上半身の固さがほぐれ立体的
片一方が後ろ、片一方が前の動きがあり、
お尻が持ち上がり脚が振れて軽やかに見えます。


前進・後退から始まる基礎練、
毎回何気なくやっているかもしれませんが
皆が踊れる身体になるよう、よ~く考えられたものなのですよ!

先日、部活のときに
みんな首まわりが固まってそうに見えたので
及川流基礎練新作(…というほどのものでも無いのですが…)、首まわりの体操を試してみました。


踊っているときの首まわりが自由になった感じがありましたか?


身体のどこか一か所でも固まっていると良い踊りはできません。
首に関しては、固まると肩が上がったり身動き取れない一枚板みたいな上体になってしまうので
踊っている最中どの場面でもゆるゆると振れる状態じゃないといけません。
シャドーで一歩一歩 首をゆるゆる振れるかどうかチェックしてみると良いでしょう。


皆の上達に役立ちそうなものはどんどん取り入れていきたいと思っています。
新しいことをやったときはぜひ感想ください!!

研究は続く…

■基礎練のこと